サプリメントアドバイザーによる、リバウンドをくり返さないためのダイエットの正しい基礎知識


トップページ ダイエットの必要性 失敗しないために やさしいダイエット法 ダイエット成功のコツ ダイエット関連情報 お問い合わせ
 

 3−5 消費カロリーを増やす方法について


より多くカロリーを消費するためには、<「運動」をすること>はさけて通れません。

しかし、「運動」というと、ジムに通ったり、苦痛を伴うようなスポーツをイメージをしがちですが、
そのような大層なものでなくて良いのです。

体を動かすことが嫌いな人も結構おられるとは思いますが、嫌がらないで自分のできる範囲で
やってください。後述しますが、「健康にやせる」ためには必要であり不可欠なものです。

(1)エレベーターやエスカレータには乗らず、階段を使う習慣をつけることもりっぱな
   運動です。
(2)自動車を使わず、近くであれば歩くか自転車で、ということもりっぱな運動です。
(3)毎日の通勤電車の中で、つり革につかまって、一駅だけはつま先立ちで頑張ってみると
   いうのもありです。一駅手前で降りて歩くのも、良いアイディアです。
(4)毎日、小さな足踏みをしながらお料理をされている主婦の方もおられます。


このように工夫をすると、大げさな「運動=スポーツ」でなくても、身の回りの日常生活の中で
いっぱい運動ができるチャンスはありますよね。

簡単で良いので、小さな運動を生活習慣にすることは、「消費カロリー」を増やすためには、とても
有効な方法です。

ダイエットを考えるとき、私たちはどうしても食生活の方に関心が向いてしまいますが、
しかし、運動が不足することで、過食との相乗効果によって肥満になりやすくなり、その結果
動脈硬化、高血圧、糖尿病、高脂血症などのさまざまな生活習慣病を引き起こす元になります。

また、普段から運動が不足していると、間違いなく全身の筋肉が衰えてきます。
そのことは、病気で何日間かの寝たきり生活の経験をした方は実感されたと思いますが、使わない
筋肉はどんどんと衰えていき、日常生活のちょっとした掃除・洗濯や階段の上り下りにも、すぐに
影響が出てくるくらいです。


さて、簡単に生活習慣の中に取り入れることができて、非常に効果的な運動があります。
それは、「散歩」です。朝(晩でも構いません)少し早く起きて歩くのです。

これは、気分もリフレッシュできて、お金をかけないでカロリーを多く消費できる方法です(笑)。

散歩と言ってもダラダラ歩くのではなくて、汗が少しにじんでくるくらいの「早足散歩」
効果的です。
大体、連続して20分ほどやらないと体内脂肪が燃焼を始めないと言われていますので、
それを目安に計画を立ててみてください。

人間の体は、体が温まることによって筋肉の緊張がとけたり、ゆったりとした時に働く副交感神経が
作用するので、気分が爽やかになると考えられています。これは入浴時にも似ている効果で、
運動をして汗をかくことで、大いにストレス解消にもつながります。

私自身、ダイエットのための運動は、その早足散歩を取り入れました。
他にスポーツは、ゴルフを趣味程度にやっていますが、週に1回の打球練習や月に1〜2度のプレー
くらいでは、大した運動量にはならないので、毎朝、30分だけ早起きして早足散歩を続けました。

やはり、毎日少しの運動量でも良いですから続けること。その運動を「生活習慣」として取り入れる
こと
が重要だと、実際に自分がやってみて実感しました。

以前には、近所のスポーツジムにも参加していたことがあったのですが、結局行くのがおっくうに
なって、止めてしまった経験があります。でも、その時でも、お聞きすると常連さん達は毎日来て
おられるとかで、スリムな体形を羨ましく思ったものですが、やはり習慣にされておられたのですね。

ちょっとした自治会では、毎朝みんなで集まって、太極拳やNHKのラジオ体操を公園などでされて
いるところもありますね。とても良い生活習慣だと思います。




さて、皆さんは「有酸素運動」「無酸素運動」という言葉を聞かれたことがあると思います。

どのような運動でも、大体は有酸素運動と無酸素運動の両方の要素を持っているものです。

「有酸素運動」の方は、体に比較的弱い力を継続的にかけて、その状態を続けることに
よって、体内の脂肪や糖質を酸素で燃焼させて消費する運動
のことをいいます。

これに対して「無酸素運動」の方は、主に糖質を酸素を消費しない方法で、筋肉の収縮
エネルギーを発生させる運動
です。短時間しかできませんが、筋肉を鍛えるときに向いている
運動です。例えば、腕立て伏せなどは典型的な無酸素運動です。

よくジョギングをされている方が、普通にゆったりと走っておられるかと思ったら、短い距離を
全力で走られて、またゆったりのジョギングに戻られるという走り方をお見かけしますが、
まさにこれは、有酸素運動で脂肪や糖質を減らし、そして無酸素運動で筋力をつけておられる
ということですね。

基礎代謝量とは、人間何もしなくても息を吸ったり心臓を動かしたりと、生存するために
最低限必要な消費エネルギー
のことを言いますが、筋力をつけることによって、その酸素の
供給や血液の流れなどを向上させてエネルギー(基礎代謝量)を多く消費させ、寝ている間も
脂肪を燃やしてくれるので、痩せる体質になれます。

つまりはダイエットには両方の運動が有効なのですが、難しい理論は別にして、取りあえずは
自分の生活の中に、何らかの習慣にできるような運動を取り入れてください。

この頃ではダイエットマシーンと呼ばれている、室内でも手軽にできるいろいろな器具もあります。
どれを選ぶかは、あなたの好みやお部屋の広さや予算で変わってきます。

また、良く知られている「ビリーズブートキャンプ」や「コアリズム」もすごい人気です。
この他にもたくさんのエクササイズがあります。


いずれにしても、計画を立てるときは絶対に無理をしないでください。
無理な運動は長続きしません。
簡単な運動で良いのですから、<続けること>を第一に考えてくださいね。

体を動かすことの苦手な人は一日10分でもいいので、自分の健康のために運動を始めてください。

ダンスの好きな人は踊り、走ることが好きな人は走り、散歩の好きな人は景色を見ながら散歩を
してと、このように楽しみながら体を動かしましょう。
そしていい汗をかいて、いらない脂肪を燃焼分解してスリムな身体を作っていきましょう!


体全体をスリムにすることは、お話ししてきました内容を実践していただければ問題はありません。
しかし「部分痩せ」のご要望も結構多いので、カロリーに対しての方法論ではありませんが、
こちらのサイトを見つけましたので、もし良ければご参考になさってください。

 ウエストをサイズダウンしてくびれが欲しい
 わき腹のシェイプアップをしたい
 二の腕を引締めたい
 キュっと締まった美脚作りをしたい
 筋肉をほぐし、体の柔軟性をアップしたい
 姿勢矯正に欠かせない、お腹のインナーマッスル(腸腰筋)のトレーニング




いずれにしても、バランスの取れた「栄養」と「運動」は、健康にやせるためのダイエットには
欠かすことのできない非常に大切な要素であるといえるでしょう。











Copyright © 2012 サプリメントアドバイザーの「健康にやせるダイエットセミナー」 All rights reserved.
by サプリメントアドバイザーの「健康にやせるダイエットセミナー」